デジタルの専業広告代理店のリアル

やはり、外部への発信って怖いことなんです。それでも、発信しないと議論がうまれないので脳みそへの刺激が少なくなるとか、間違えた理解をしてしまっていた場合に気がつくのが遅くなる、とかネガティブ要素が沢山あります。というわけで現状を書いてみようと思います。僕はインターネット動画広告の専門代理店で営業をしています。そうです、マーケターの方おなじみの「部分最適野郎」と思われてしまう専業代理店の広告マンです。そんな僕が感じている全体最適を考えた上で、今マーケティングを実行する上で課題になっているのではと感じていることを少し話したいと思います。結論、全体を最適化する(正しい投資判断、アロケーションを行う)ことができる環境が整っていないことがものすごく大きな課題になっていると感じています。TVCM、OOH、雑誌広告、新聞広告、これらはどれも純広告と呼ばれるように「一度スタートしたら期間が終わるまで止まらない広告」です。でもデジタルの広告商品は基本的にデイリーで出稿量(リーチ、FQ数)が可視化できてしまいます。そしてデイリー(もっと言うと30分単位で)出稿の強弱をつけるコントロールが可能です(運用型広告)この純広告と運用型広告を、うまくドッキングして全体最適を行うことが当然求められる。A:コントロールの効かない純広告を活用した活用したマーケティング活動とB:コントロールが効く運用型広告を活用したマー...